FONDAZIONE ADKINS CHITI - DONNE IN MUSICA

Membro del consiglio Internazionale per la Musica dell'Unesco

Presidente
PATRICIA ADKINS CHITI

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代表:パトリシア・アドキンス・チッティ

ドンネ・イン・ムジカ(音楽における女性。1978年にパトリシア・アドキンス・チッティにより生み出された用語)は、地域や新旧、ジャンルを問わず、女性によって創造されたすべての音楽を促進し、世に送り出していくことを主眼とした草の根運動として、1978年にイタリアおよび世界の音楽シーンに登場して以来、急速に高い評価を獲得しました。70年代最後の年に「ドンネ・イン・ムジカ音楽祭」がローマ、ナポリ、ヴェニスの3都市で開かれ、1982年には同タイトルの書籍が出版されました。そして1996年、アドキンス・チッティを代表とする、「音楽における女性」財団が、女性により創造されたすべての音楽の代弁者として、立ち上げられました。

「音楽における女性」の活動は、国際的には多岐にわたる革新的な音楽プロジェクトとして知られており、またそれはさまざまな音楽祭、コンサート、イベント、シンポジウム、展覧会、新しい仕事のプレゼンテーション、一風変わった音楽研究といった、音楽にとって新しい試みすべてのための名でもあります。財団は2000年に、ミレニアムイヤー最大のプロジェクトとして、ヴァチカン公印の下、100以上の宗教音楽コンサートを開催しました。財団は現在もイタリアの文化省、外務省、機会平等局、およびラツィオ州、また他の欧州諸都市と良好な関係を保っています。また一方で財団は国際的に配信されるラジオ番組やテレビ番組を制作しており、過去10年で、世界50カ国に散って活動している女性作曲家によって作られた約1000作品が、番組を通じて発表されました。また近年のプロジェクト、ジャンルを問わない新しい音楽の創作「コントロカント」シリーズでは、年間少なくとも24曲の作品が、毎年世に送り出されています。

女性によって創造された音楽の促進

フィウッジ宣言」として知られている、「音楽における女性」ネットワークのメンバーによって署名されたこの組織理念についての声明文、文化的慣例の中にある女性音楽家たちのため、女性による音楽、文化、発展への貢献を促進し、女性があらゆるレベルにおける文化政策の枠組み作りと実践に参画し、文化界においての重要な意思決定権をもつ地位につくことを確実としていくためのものです。すべての共同体における女性芸術家の表現上の権利が、促進され、維持され、そして保護されていくことが、重要です。

音楽における女性」ネットワークおよび財団国際名誉委員会

「音樂における女性」のネットワークは世界116にまたがり、個々の作曲家、音楽家、音楽学者、研究者、教師および演奏者から構成されています同財団国際名誉委員会は70以上の個々の著名な女性音楽家、研究者および音楽学者、および5つの大陸すべてにまたがる54の国立および地方の「音楽における女性」組織から構成されています

図書館およびアーカイブ

「音楽における女性」財団は、女性による音楽の世最大のコレクションを所有しています。楽譜書籍、録音、ビデオ、マイクロフイルム、絵画、石版画など、その数は3万点以上にのぼります財団は豊かな資料を生かした研究プロジェクトに取りかかっており、同時に作曲家のための国際的なデータバンク、イタリア国内のデータバンク双方の整備をしています。財団は、世界中の音楽組織、研究機関にとってのよき協力者となるでしょう。図書館およびアーカイブは、州の文書保管省の保護下にあります

アドキンス・チッティ

「音楽における女性」財団はユネスコ国際音楽評議会ならびに欧州音楽評議会、WIPO世界知的所有権機関)のメンバーであり、またイタリアの各省庁、欧州委員会、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカの国々、そしてヴァチカンと協力関係にあります。財団の代表であるパトリシア・アドキンス・チッティ。音楽家であり、音楽学者であり、イタリア機会平等局の元委員である彼女、欧州各国政府のための芸術および文化の機会平等を目指す上でのコンサルタントです。20046月に、イタリア共和国の大統領は彼女の活動を称えて、 ウフィチアーレ勲章を授与しました。